ゲストが最初に目にする「ウェルカムスペース」は、ふたりの世界観をぎゅっと凝縮できる場所。
この記事では、配置レイアウト/予算別アイデア/季節・テーマ別の実例ヒント/NG例と対策までを完全網羅。
初めてでも迷わず作れるよう、サイズ早見表・買い物リスト・当日の設置動線もセットでまとめました。大切な記念日の入口を、最高の一枚に。
ウェルカムスペースとは?基本と目的

- 役割:ゲストの緊張をほぐし、テーマや新郎新婦らしさを伝える“第一印象”ゾーン
- 置き場所:受付周辺/エントランス/ホワイエ/チャペル前
- 成功の3原則:①導線が止まらない ②視線が流れる ③テーマ・色に統一感
レイアウトの黄金ルール(これだけで整う)

- 高さの三角構図:高(ボード)−中(花/フォト)−低(小物)の“高低差”を必ず作る
- 左右どちらかを重く:完全対称より“片側に重心”で今っぽく
- 奥行き:前ボケ(花・キャンドル)→主役(ボード)→背景(布/壁)で層を作る
- 色数3色まで:ベース/メイン/アクセントの3色設計
まず確認すべき会場ルール&実務
- 持込可否・サイズ規定(ボード/イーゼル/テーブル幅)
- 火気NG(本物のキャンドル不可ならLEDに)
- テープ・画鋲NG時の代替(ひっつき虫・コマンドフック)
- 搬入時間/撤収時間、電源の有無(ライト/フォトプリンター)
配置レイアウト図(定番パターン)
1)長机(180×45cm)1台
中央にウェルカムボード(A2/A1)→右に高めの花器→左にアルバムや写真立て→手前に小物。
2)丸卓
ボードはイーゼルで背面に独立配置。卓上は360度どこからでも見映えするよう円周に低中高を散らす。
3)壁面×棚
布やガーランドで面を作り、棚に小物を“段違い”で設置。撮影スポットにも。
4)細長い導線
小型アイテムを等間隔に配置して回遊性UP。混雑を防ぎ、滞留ゼロへ。
必須アイテムと役割

- ウェルカムボード:視線を止める主役。A2〜A1が鉄板
- フラワー/グリーン:ボリュームで“格”が出る。生花が難しければドライ/アーティフィシャル
- 写真:幼少期/プロポーズ/前撮り。サイズはL〜2L主体で数は奇数
- サイン類:“Welcome”“Follow our hashtag”など、英字1〜2種に統一
- ライト:LEDキャンドル/フェアリーライトで陰影と奥行き
印刷・サイズ早見表(迷わない基準値)

- ウェルカムボード:A2(420×594mm)〜A1(594×841mm)
- 写真:L判(89×127)/2L(127×178)/六つ切り(203×254)
- イーゼル高さ:床〜上端で150〜160cm目安(アイレベル)
予算別アイデア(実例買い物リスト付き)
¥10,000プラン(高見え最小構成)
- A2発泡ボード+インクジェット出力(3,000〜4,000)
- 造花ブーケ1束&ガラスベース(3,000)
- フォトフレーム3点:L判×2・2L×1(2,000)
- LEDキャンドル2個(1,500〜2,000)
コツ:色を“白×ベージュ×1差し色”に絞り、布1枚(生成り)で下地を整える。
¥30,000プラン(写真映え優先)
- A1ボード+木製フレーム風パネル
- ドライ/生花MIX(主役1・添え2)
- アクリルサイン/クリアフレーム
- LEDフェアリーライト+キャンドル群
- フォトフレーム6〜9点(サイズMIX)
¥50,000プラン(ホテル婚/大空間向け)
- 特注ボード(立体文字/金箔風)+大型イーゼル
- 装花ボリュームUP(床置き含む)
- 背面にファブリック/造作パネルで“面”を作る
- ピクチャーライト/スポットで主役に光を当てる
テーマ別アイデア集
ナチュラル(韓国っぽミニマル)
石膏風ベース、生成り布、サンドベージュ+白+金の3色。英字は1フォントで統一。
ホテルライク
黒×白×金。アクリル&メタル素材、シンメトリー配置で格調を出す。
和婚・和モダン
番傘・水引・折り鶴・檜枡。色は白/朱/金で“面”に余白を。和紙の質感が効く。
フォトが主役
前撮り写真を高さ別にレイヤー。2L/六つ切りを混ぜてリズムを作る。
ペット/ベビーと一緒に
首輪タグや足型カード、家族写真を中央に。ゲストの会話が自然に生まれる。
季節の演出(春夏秋冬)
- 春:桜/チューリップ、透ける布、ピンクベージュ
- 夏:ガラス×水辺イメージ、シェルモチーフ、ミント
- 秋:ドライフラワー/テラコッタ、ウッド小物
- 冬:LEDキャンドル群、ベルベット、深い緑×ゴールド
5分で直せるNG例と対策

- 情報過多:→“主役3点”以外は引き算
- 全部が低い:→箱/本で15〜30cm底上げ
- 色が散らかる:→色は3色。迷ったら白多めに
- 暗い/逆光:→ボードにスポット(クリップライト)
- 行列が詰まる:→片側開放で回遊導線に
準備スケジュールとToDo
- 1か月前:テーマ決定/予算配分/会場規約確認
- 2週間前:印刷入稿/小物購入/当日の配置ラフ作成
- 前日:仮組み→写真撮って微調整/持ち物を箱ごとに仕分け
- 当日:先に“高-中-低”の3点を置き、残りを足す/最終は四隅と水平チェック
- 撤収:破損防止の梱包材を事前に用意(プチプチ/厚紙)
▽買い物リスト(コピー用)
- ウェルカムボード(A2/A1)+イーゼル
- 花器×2〜3/ブーケorドライ
- フォトフレーム(L×2、2L×2、六つ切り×1)
- 布(生成り/チュール)/LEDキャンドル/フェアリーライト
- サイン(A5〜A4)/カードスタンド
- 取り付け用品(ひっつき虫/コマンドフック/養生テープ)
- 万能箱・ブック(底上げ用)
よくある質問(FAQ)
Q. どのくらいの大きさのボードが正解?
A. 立ち見が中心ならA2以上が目安。大空間・ホテルならA1以上で存在感を。
Q. キャンドルは使えますか?
A. 多くの会場で火気NG。基本はLEDに。ガラスドームで高見えします。
Q. 写真は何枚くらい?
A. L/2L/六つ切りを5〜9枚(奇数)。大中小のリズムを意識。
Q. 省スペースでも映えますか?
A. “高-中-低”の三角構図と、色3色ルールを守ればOK。片側重心で今っぽく。
まとめ|“主役3点”で迷わない
ウェルカムボード・花・写真の主役3点を決め、高低差・奥行き・色3色を守るだけで見違える仕上がりに。
季節やテーマでほんの少し味付けすれば、ゲストの心が自然とほどける“はじめの一枚”が完成します。
追伸(花嫁様たちの事例)
INAI WEDDING で撮影された花嫁様たちからいただいた活用事例を置いておきますので参考にしてくださいませ。




















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