「室内の安定した仕上がり」か「外のドラマチックな景色」か。
この記事は仕上がり/費用/天候リスク/準備工数/納品で両者を実務目線で比較し、用途別の最適解まで導きます。

まずは結論から
| 比較軸 | スタジオ撮影 | ロケーション撮影 |
|---|---|---|
| 仕上がり | 均一で美しい(肌/色/光のコントロール自由) | ダイナミック(空/海/街/季節感で“物語”が出る) |
| 費用の傾向 | 読みやすい(撮影料+データが中心) | 上振れしやすい(移動・申請・施設使用料で加算) |
| 天候リスク | ほぼゼロ | 大(雨風・気温・光)※リスケ規定の確認必須 |
| 準備工数 | 少(手ぶらOKが多い) | 中〜大(許可・移動計画・地面対策) |
| 所要時間 | 短(60〜120分で完結しやすい) | 中〜長(移動含め半日〜1日) |
| 納品 | 当日データに強い例が多い | 後日納品が主。当日ダイジェスト可の例も |
迷ったら——失敗が少ないのは「スタジオ」。
“思い出の場所/季節”を写真に残したいなら「ロケ」。
仕上がりの違い(写真の見え方)
スタジオ撮影の強み
- 光を完全制御:肌ツヤ・陰影・背景明度を1ショット単位で最適化
- 背景がクリーン:白壁/色紙/韓国風/ドラマティック…意図した世界観を作れる
- 動きが苦手でも安心:ポーズ誘導+立ち位置がわかりやすい
- 体調変化がない:夏は暑さ、冬は寒さ。ロケと違い天候により体調不良の怖さがない
- リスケ可能性がない:ロケでは天候により延期やキャンセル可能性あり
ロケ撮影の強み
- スケール感:海・空・街並み・新緑・夜景で圧倒的な世界観
- 季節と時間の物語:桜・紅葉・夕焼け・雨上がりの路面反射まで一期一会
- シーンのバリエ:歩く/振り向く/風を使う…動きが絵になる
費用の考え方(上振れポイントを知れば怖くない)
- スタジオ:撮影料+データ(全データ or 〇カット)+ヘアメイクのパッケージが中心。合計が読みやすい。
- ロケ:上記に移動費・ロケ車・施設使用料(公園/庭園/私有地)・申請手数料・駐車場などが加算。天候リスケで追加が出ることも。
チェックのコツ:
①**「全データ」=何カット?(上限/編集範囲) ②当日データの有無** ③土日/時間外加算 ④ロケ許可&使用料 ⑤雨天時の扱い(無料/延期料)。
天候・運用リスク(ロケは“段取り”が命)
- 雨/風/気温:髪・ベール・裾の乱れ/熱中症・寒さへの対策が必要
- 地面コンディション:芝/砂/土で靴・ドレス裾が汚れる→クリーニング・補償の確認
- 許可/時間帯:商業撮影の申請が必要な場所あり(庭園/公園/商業施設/私有地)
- 混雑:人の映り込みと順番待ち。早朝or平日が勝ち筋
ロケはA案(本命)+B案(近距離の代替)を決めておくと成功率が上がります。
所要時間と流れ(目安)
- スタジオ:来店→ヘアメイク→撮影60〜90分→当日データ受取可の例も
- ロケ:集合→移動→撮影90〜180分→移動→解散(半日想定)/日没狙いは夕方集合に
納品スピード・画質(“当日”と“後日補正”)
- 当日:セレクト済みデータ or 全データの即納に対応するスタジオが増加
- 後日:色調整・レタッチ(肌/不要物/トーン統一)を施した仕上がり重視の納品
理想は**「当日全データ+後日補正納品」**の二段構え。SNS即投稿とアルバム向け高品質を両立。
用途別:どっちが向いてる?
- ウェディング/前撮り:
- 王道&失敗しない=スタジオ(安定×当日データ)
- 映画のように残したい=ロケ(夕景/夜景/思い出の街並み)
- 家族・七五三:移動負担を抑えたい小さなお子さまはスタジオ優位
- プロフィール/就活/宣材:肌・表情を均一に整えるスタジオ
- マタニティ:空調/プライバシー/体調面でスタジオ
- 商品/EC:サイズ感再現と色管理でスタジオ
- ダンス/趣味記念:動きのある広い画が欲しいならロケ or 大型スタジオ
判断フロー(3問で決める)
- 雨でも必ず撮りたい? → YES=スタジオ/NO=2へ
- 移動・許可・汚れ等の対策の準備ができる? → YES=ロケも可/NO=スタジオ
- 「場所の物語性」を入れたい? → YES=ロケ/NO=スタジオ
準備チェックリスト
共通
- 全データ or 〇カット(枚数・編集範囲・納期)
- ヘアメイク・衣装・小物の範囲
- 仕上がりイメージ(参考写真3〜5枚)
- 予備日/キャンセル・延期規定
ロケ限定
- 許可/施設使用料の有無(誰が手配?)
- 移動計画(車/駐車/渋滞)
- 天候別のB案(近距離/屋根あり)
- 地面対策(歩きやすい靴・ドレス裾クリップ・レジャーシート)
- 季節対策(暑さ寒さ・虫よけ・飲料)
よくある質問
Q. はじめてで不安。どちらが失敗しにくい?
A. スタジオです。天候や通行人の影響がなく、短時間で枚数を確保できます。
Q. ロケはどれくらい準備が必要?
A. 許可の確認・移動計画・地面対策・天候代替の4点を押さえればOK。早朝/平日を選ぶと成功率が上がります。
Q. 仕上がり重視なら?
A. 当日全データ+後日レタッチの二段納品が理想。SNS即時とアルバム品質を両立できます。
まとめ|“安定のスタジオ”ד物語のロケ”を使い分ける
- 確実性・効率を取るならスタジオ。
- 感情温度とスケールを上げたいならロケ。
- 迷ったら午前=スタジオ/夕方=ロケのハイブリッドが最強です。(または別日に分けるなど)
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