ハワイ撮影はロケーション選び以上に、許可・規制の理解が成功のカギ。この記事では、相場感から法令・最新ルールまで“実務”に強い情報だけをまとめました。
1. 相場早見(ハワイ全体の目安)
- ビーチ撮影のみ(90分〜2時間):約$800〜$1,400(編集済データ付き・場所1〜2か所が一般的)。(harneetbajwaphotography.com, Lightness Photography)
- エロープメント(挙式+撮影の小規模プラン):約$975〜$5,500(オフィシェント・ブーケ等を含むプランもあり)。(Lokahi Photography | Maui Photographers, wedhawaii.com)
- 長時間/複数ロケ or カスタム:$2,700〜$7,900+(島内長距離移動・アドベンチャー系)。(breraephoto.com, Lucy Schultz Photography)
料金に含まれるもの(編集枚数/全データ/移動費/許可申請代行など)は事業者により差があります。必ず各プランの条件と上限枚数を確認しましょう。
2. 必要な許可・規制(ここを外すとNG)
2-1. ビーチ=**DLNR「Wiki Permits」**が基本
ハワイ州が管理する「州ビーチ」での商業活動(有償撮影を含む)は、DLNRの“Wiki Permits”などの許可が必要です(州法規に基づくROE=立入許可)。(Hawaii.gov, dlnr.hawaii.gov)
Wiki Permitsは2時間・$20の枠で、保険の付保など要件があります(申請手順の公式FAQが公開)。(dlnr.hawaii.gov, wildesparrow.com)
2-2. 市・郡公園=ホノルル市の公園許可/フィルムオフィス
オアフの市管理公園(例:アラモアナ/マジックアイランド等)では、市の公園使用・撮影許可が必要です。申請窓口・取り扱いはホノルル・フィルムオフィスの案内に従います。(City and County of Honolulu)
2-3. 撮影禁止/制限エリアに注意
オアフ島では、カイルア/ラニカイ/カラマなど特定のビーチで商業活動の禁止が進み、ワイマナロ〜マカプウ一帯も市条例で商業活動規制が強化されています。違反は罰則対象。最新の対象リストを事前に確認してください。(City & County of Honolulu, https://www.hawaiinewsnow.com)
2-4. 私有地・リゾートのロケ
コオリナ・ラグーンなど私設管理エリアは、無許可の商業撮影を禁止する独自ルールがあります。代替スポット(例:バーバーズ・ポイント等)を提案する地元事業者も。(Ko Olina, Isle of Photos)
2-5. クアロア・ランチなど有料ロケ地
クアロア・ランチは会場使用料(サイトフィー)が必要な私有地で、ロケーションの事前手配と費用が発生します。近接のクアロア・ビーチパークは州/市の管轄で別運用(例:$20の州ビーチ許可で撮影可能という現地情報も)。いずれにせよ現地の最新案内で要確認。(Masha Sakhno Photo, Jenna Lee Pictures)
2-6. ドローンの運用
ハワイでのドローン商用撮影はFAA Part107など連邦ルールに適合が必須。州立公園内での離発着は禁止されています。(Flying Glass, skykam.co.uk)

3. 島・エリア別:王道ロケ地の選び方
下記は特徴と実務の観点からの例。最終判断は許可の可否と各管理者の最新ルールに従ってください。
オアフ(初めてならここが万能)
- マジックアイランド(アラモアナ):ワイキキと海・芝の両方が撮れる定番。市公園の商業撮影は申請必須。夕景の逆光が美しい。(City and County of Honolulu)
- クアロア・ランチ周辺:切り立つ山並みで映画のような画に。私有地はサイトフィー、近接の公園やビーチは別許可で対応。(Masha Sakhno Photo, Jenna Lee Pictures)
- ワイアラエ(カハラ):ワイキキ近くの上品ビーチ。利用増に伴う規制議論もあり、最新運用を要確認。(People.com)
- カイルア/ラニカイ/ワイマナロ〜マカプウ:商業活動の禁止・規制対象。代替案を探すのが安全。(City & County of Honolulu, https://www.hawaiinewsnow.com)
- コオリナ・ラグーン:無許可の商業撮影は不可の掲示。ホテル経由手配や別ロケ地代替を検討。(Ko Olina)
マウイ
- トロピカルな湾や溶岩台地。野火災以降は地域の復興状況に配慮し、許可とアクセスを事前確認。
カウアイ
- ナ・パリの断崖やジャングルの**“冒険画角”**。長時間・高額パッケージになりやすい。(Lucy Schultz Photography)
ハワイ島
- 黒砂・溶岩台地・サンセットのドラマチック光。降水は冬季にやや増の傾向。(Love Big Island)
4. ベストシーズンと時間帯
- 季節:ハワイは**概ね“夏(5–10月)/冬(10–4月)”**の二季。冬は雨が増えやすい一方、気温は通年温和。ハリケーン季節は6/1–11/30で、天候監視を。(気象庁, noaa.gov)
- 時間帯:撮影は**“ゴールデンアワー”(日の出直後/日没前1–1.5時間)が王道。夏は日の出〜6:00台**、日没〜18:00台目安(島と月で変動)。(lauraivanova.com, Oahu Hawaii Photographer, Real Hawaii Tours)
5. 失敗しない段取り(チェックリスト)
許可・ロケーション
- 州ビーチ=Wiki Permitsを手配(2時間枠/$20/保険要件)
- 市公園=市の公園/フィルムオフィスの指示に従う
- 禁止・規制エリア(カイルア/ラニカイ等)は代替案へ誘導
- 私有地・リゾートは独自ルールとサイトフィーを確認
- ドローン=FAA Part107+州立公園内禁止を遵守
当日の動き
- 日の出or日没で時間を固定(集合30分前)
- 風&潮位を確認(ヘア・ベール・ロングトレーン対策)
- プランの“納品枚数”と編集範囲を文面で確定
- 雨天時のリスケや代替ロケの条件を握る
6. シーン別:おすすめ構図と色合わせ
- ターコイズの海 × テラコッタ/オレンジ系ドレス:補色で主役を際立てる
- 緑の芝・椰子並木 × ワイン/マゼンタ:色相差で被写体が前に
- 山並み(クアロア) × ホワイト/ニュアンスカラー:立体感を強調
- 夜景(ワイキキ) × ネイビー/ブラック:艶と陰影で大人の雰囲気
7. Q&A(よくある質問)
Q. 許可はカメラマンが取ってくれますか?
A. 多くは事業者が代行しますが、依頼者名義の保険/許可が要る場合も。Wiki Permitsやフィルムオフィスの要件を事前に確認し、証憑のコピーを保管しておくと安心です。(Hawaii.gov, filmoffice.hawaii.gov)
Q. 禁止エリアって具体的に?
A. オアフではカイルア/ラニカイ/カラマなど商業活動禁止が条例化。ワイマナロ〜マカプウも規制対象エリアとして報じられています。最新リストを都度確認してください。(City & County of Honolulu, https://www.hawaiinewsnow.com)
Q. ドローンを飛ばしたい
A. **FAA商用資格(Part107)**が必要で、州立公園内では不可。民有地は管理者許可が前提です。(Flying Glass, skykam.co.uk)
Q. コオリナのラグーンで撮りたい
A. 無許可の商業撮影は禁止と明示。ホテル経由手配や近隣の代替ビーチを検討しましょう。(Ko Olina, Isle of Photos)

8. はじめての方へ:予約の進め方(テンプレ)
- 撮りたい画を決める(海/山/街/チャペル)
- 予算帯を決める($1,000前後/$2,000台/$3,000+ など)
- 候補ロケ×時間帯を選ぶ(許可NGの有無を同時チェック)
- 業者選定(納品枚数/編集範囲/移動・許可代行)
- 許可申請→撮影当日(雨天リスケの条件は契約前に確認)
補足:気象と安全
まとめ
- 許可→ロケ→時間の順で“実務”を固めると、当日の満足度が一気に上がります。
- 相場は**$800〜$1,400(短時間)**を起点に、ロケ数・移動距離・有料会場で増減。(harneetbajwaphotography.com, Lightness Photography)
- 禁止・規制エリアとドローンの不可領域は直近の公式情報で最終確認を。(City & County of Honolulu, Flying Glass)
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